建物・設備の保全で、やっかいなのが給排水管の錆問題。「新ん泉」の活きた水には、この難題を解決する方法があることから、資産の維持管理に多くのオーダーを得ています。その方法は大きく2つあります。
「配管の腐食の進行を食い止める防錆効果」と「錆を徐々に取り除く(洗い流す)防錆効果」です。しかも、他の防錆・除錆方法に比べ費用が安い、効果が長期間維持する、などうれしいメリットも。冷却水等のスケール防止にも大きな効果をあげています。
福祉産業・公共施設・各種サービス業
「新ん泉」は 発ガン性物質トリハロメタン等を溶解・分解する働きの研究結果も報告されています。こうした独自の特性は安全性が求められる給食センター等の教育関連施設や福祉施設のニーズと合致し、発育盛りの子供や高齢者の健康に役立っています。
新潟県上越市立F小学校の事例
新ん泉 設置前の水飲み場の様子
生徒が飲む水に問題を抱えていたが予算の都合上、配管交換などの対策を打てず、困っていた。(写真右上)
設置後の水の採取経過
設置後1年間、蛇口から水の採取(右図のペットボトル)を続け、赤水の濁りの変化を追った。
「新ん泉」を設置する前には、赤水(錆水)が止まらないという最悪な状況だった。 しかし『新ん泉』設置から6ヶ月後には赤水が出なくなる状態にまで改善された。
その費用対効果が評価され、「新ん泉」は2017年現在、新潟県内の市立小中学校では赤水対策として、20校以上で採用された。
新潟県上越市立N小学校の事例
2002年8月 新ん泉 TH-800
ポンプ室内の受水槽一次側に設置(写真右)
新ん泉 設置前・後の水飲み場
水飲み場には「このみずはのめません」と看板が掲げられていたが、3ヶ月後には撤去され、水道水が飲めるようになった。
配管内部のサビ堆積の様子 マイクロスコープで内部撮影すると、給水管内部が凸凹の錆で覆われていたが、設置7ヶ月後には錆コブの凹凸が無くなり、滑らかになっていた。
給水管は「新ん泉」を設置する前には、サビ水(赤水)が止まらない最悪な状況だった。 しかし「新ん泉」設置から3ヶ月後には赤水が出なくなる状態にまで改善された。
東京都区内Mマンション(1970年竣工、2005年設置)の事例
Mマンションは築35 年(昭和45 年竣工)を経過した集合住宅で、建築後の経年老化で給水管、配水管等に錆、腐食、スケールの付着等が見られたため、管理組合にて主として給水管の錆対策を検討され、水機能改善装置『新ん泉』導入を決定し、2005 年2 月に設置されました。
当組合ではその導入設置時に調査を実施し、今回約1年を経過したことにより、効果確認の為以下のような調査を実施しました。
調査方法
A) 水質調査
●調査項目 | 総鉄分 |
●調査ポイント | 9箇所(管理組合役員の方の選定) |
●採水方法 | 事前にモニターに500ml の採水便を配布し、朝一番(5:00am〜10:00am)の初流水を採水 |
●調査実施日 | 設置時および約一年経過後(2006年4月4日)に採水 |
●分析調査 | 当組合検査室にて |
B) ファイバースコープ調査
●調査ポイント | 水質調査ポイントの中から、今回在宅された 301号室、411号室の宅内配管で撮影調査を実施 |
●調査実施日 | 2006年4月4日 |
調査結果
A) 水質分析結果
錆の流出、進行状況を測定する検体中の総鉄分の分析結果は下記の通りです。
(1)導入時の水質分析結果
(1)導入時の水質分析結果 104、209、310、411、503 号室の5箇所で水道法の許容基準値の0.30 mg/ℓ以上の鉄分が検出(0.33〜0.48)され、腐食が進行している事を示していた。配管撮影時の記録に、赤褐色の着色が確認される状態であった。 この結果、水質分析値以上に錆の進行が進んでいると思われる。配管内は腐食、閉塞がかなり進行している状態が示されており、今後、何の対策も無ければ配管内の錆が更に進行し赤水が強度に長時間発生、あるいは配管の閉塞・破損等が引き起こされることを意味している。
(2)設置1 年後の水質分析結果
約1 年経過後の調査では改善、錆の低下の傾向はみられるものの、まだ腐食部分の除去が十分ではないことを示している。
リンクページ>> ➡ホームページ ➡新ん泉 概要 ➡新ん泉カタログ ➡マンション・建物納入実績 ➡マンション給排水管改善事例 ➡最近の設置事例 ➡「新ん泉」お問い合せ
著作者:株式会社PJT 更新日 2025年2月10日